不眠症について

近年、不眠症と様々な全身疾患との関連性が指摘されています。高血圧糖尿病肥満症夜間頻尿・心不全・睡眠時無呼吸症候群などの合併は不眠症を引き起こし、一方で不眠症になると血圧は上昇し、糖尿病などのリスクも高くなることが知られています。
つまり、内科疾患と不眠症とは切っても切れない関係といえます。
日本人の20%以上が不眠症だと言われていますが、ただ 「眠れない」だけではなく、その結果として「日中の活動に支障が出る」と不眠症と診断されます。

不眠は以下の4つに分類されます。

入眠障害:なかなか寝付けず。眠るまでに30分以上かかる。

中途覚醒:途中何度も目が覚めてしまい、すぐに眠れない。

熟眠障害:ぐっすり眠った感じがしない。

早朝覚醒:起きたい時間より2時間以上も早く目が覚めてしまう。

当院では皆様の様々なストレスに寄り添い、内科診療の中で対応が可能な範囲での不眠治療を行っていきます。総合診療において不眠症の治療はとても重要な観点となりますので、どうか我慢なさらずにご相談ください。

治療はまずは非薬物治療である睡眠衛生指導、認知行動療法から始まり、睡眠障害の型に合わせた薬物治療を行います。

 

不眠症との関連が指摘されている病気についての説明図

 

不眠症と高血圧について

不眠症と糖尿病について

不眠症と夜間頻尿について

不眠症と肥満症について

                            (日本医師会生涯教育講座より引用)

※致死念慮(死んだほうがましなほど辛い気持ち)があるような状態の場合は一般内科での診療が困難となりますので、速やかに精神科診療が可能な病院にご紹介させていただきます。 抑うつ症状は治療可能な病気です。決して我慢なさらずに、まずはご相談ください。