アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは

アレルゲン(アレルギーの原因物質)を吸入することで、抗原と抗体が鼻粘膜で反応し、鼻炎症状を起こすことです。
通年性のアレルギー性鼻炎の原因は家の埃や ダニの糞・死骸・ペットのフケ・カビなどが原因と言われています。
季節性アレルギー性鼻炎にはスギ・イネ科・ヒノキなどの花粉症があります。

 

アレルギー性鼻炎の症状・検査

主として鼻と目に現れます。くしゃみ・鼻みず・鼻づまりの3大症状に加えて目のかゆみが出ることがあります。

鼻炎の症状がアレルギー性かどうかを調べる検査には問診、鼻鏡検査、血液・鼻汁好酸球検査などがあります。

また、アレルギー性であったならば、何が原因(アレルゲン)になっているかを血液検査で調べます。

 

免疫療法とは?

内服治療などの対症療法とは異なり、唯一アレルギー性鼻炎を根治できる可能性のある治療法です。

また喘息の発症する事を予防したり、様々なアレルギー疾患の予防にも効果が期待できると言われています。

免疫療法には、皮下注射で行う方法と舌下免疫療法で行う方法の2種類があります。

当院では 舌下免疫療法(ミティキュア・シダキュア療法) を行っております。

舌下免疫療法は平日のみでの対応となります。あらかじめご了承ください。


舌下免疫療法が行えない方

• 11歳未満の方(当院では未対応です。)
• 1重症の喘息をお持ちの方
• 重症の心臓病の方
• 妊娠中の方
• 悪性腫瘍や免疫系(自己免疫疾患、 免疫不全症 など) の治療中の方
• ステロイド内服治療をされている方
• βブロッカー、3環系抗うつ薬、モノアミンオキシダーゼ阻害薬内服中の方

 

舌下免疫療法の注意点

副反応 ⇨臨床試験での全副作用発生率は13.5%、最も多いものは、口内炎や舌下の主張、口腔内や耳のかゆみ、など比較的軽症のものでした。 治療開始後1ヶ月間に多く、稀にアナフィラキシー症状を起こす可能性があります。

治療は最低2年間は継続する必要があります。
治療の継続は3~5年間が望ましい、根気がいる治療法です。

効果を全く実感できない方も約2割います。
⇨全ての方に効果が有るものではありません。

治療効果の見込み
寛解(ほぼ症状がなくなる状態) 約20%
非常に有効 約30%
有効 約30%
効果なし 約20%

治療開始時期 スギ花粉の飛散時期は治療を開始することはできません。6月〜12月末までが治療開始に適していると考えられています。

 

舌下免疫療法の注意点

舌下免疫療法を希望される方はご一読ください