腎臓病・高血圧治療

慢性腎臓病外来

総合内科専門医の立場で指導・治療を行います。

会社の健診で腎臓病と言われた方、最近何となく身体がだるいと感じている方・・・ 一度、診察を受けてみませんか? 腎臓は生命の維持には欠かせない重要な臓器です。機能が低下すると透析管理が必要となり、生活の質は限りなく低下します。

高血圧や糖尿病、高尿酸血症に合併する慢性腎臓病のほかIgA腎症、膠原病合併例など腎機能が悪化する要因には様々な疾患があります。

腎機能が悪化すると高カリウム血症や腎性貧血、尿毒症など、様々な合併症を生じる危険があるため、早期に適切な治療を行い、また適切なタイミングで経過観察することが大切です。腎臓病の管理で最も大切なものは血圧の管理です。
免疫抑制剤による治療や透析治療が必要な場合にはすぐにご紹介となります。
腎臓内科への紹介基準(タンパク尿、尿潜血、腎不全状態により判断されます。腎生検などが考慮される場合があります。)を満たした方には説明の上でご紹介いたします。

高血圧症外来

総合内科専門医の立場で指導・治療を行います。

会社の健診で高血圧と言われた方へ
先ず自宅での血圧測定をお勧めします。自宅にない方は様々なところ(スポーツジム・健診センター・市役所・クリニック・実家など)で血圧を測ってみてください。
その上で上の血圧(収縮期血圧)が135以上もしくは下の血圧(拡張期血圧)が85以上が継続する場合は治療が勧められます。
高血圧は全身の動脈硬化を生じて、慢性腎臓病や様々な合併症を引き起こします。また、隠れた病気(甲状腺機能亢進症、原発性アルドステロン症、腎動脈狭窄症、睡眠時無呼吸症候群など)があるかもしれません。
初診の場合よほど血圧が高くなければすぐに薬は始めません。先ずは血圧計を準備し、生活習慣に問題がないかどうか、改善の余地はないか、合併症は無いかを調べ、アプリによる治療(Cure APP HT)など薬を使わずに改善できる可能性を相談しましょう。

 

生活習慣病の療養計画とは

当院では糖尿病・高血圧症・高脂血症の管理は療養計画書を作成し、現状・問題点・目標・実現可能な行動・投薬治療・食事運動療法についてご理解いただいた上で治療を行います。治療計画を立てるうえで重要な採血は初診時若しくは2回目の受診の際に行い、定期的に確認します。血圧測定・歩数計測・体重測定は可能な限り毎日行うことをお勧めします。通院中は生活習慣病管理料1若しくは2が算定されます。。

総合病院の腎臓内科専門外来との連携を行っています。

 

 

高血圧治療アプリの効果は?

医学的根拠に基づいて月に一度の通院6ヶ月間で生活習慣の修正をサポートするアプリです。臨床試験では降圧剤治療と同様の治療効果が確認されており、現状の薬物治療への上乗せ効果も期待できることから、保険診療として認定されたアプリです。

①知識の習得→②行動の実践→③行動の習慣化→④降圧効果の実感

を通じて、生涯にわたって、血圧が高くなりにくい生活習慣を習得することで、投薬に関わる医療費を削減し、生活習慣病に起因する病気の発症を予防することが期されます。アプリ使用開始者の7割の方が継続使用出来ました。

希望があれば、2回目以降はオンライン診療が可能です。


高血圧治療アプリの料金

月に一度の通院を6か月間していただく治療になります。3割負担の方で初回2910円、その後は月々2,490円(5回まで)が通院時にかかります。半年経過以降は無料で継続使用出来ます。初診・再診料など、その他の診察費用は別途かかります。事情によりアプリを途中で使用出来なくなってしまった場合や使用率が低い場合、以降の費用はかかりません。アプリを使用希望の方には血圧計が割引価格で購入でき、アプリと血圧計をBluetoothで接続することで、生涯にわたって血圧の管理状況を医師と共有できます。